ベアリングの寸法測定の平準化、効率化を実現
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従来の課題
- マイクロメータなどを使ったアナログ測定のため、精度が測定者の習熟度に左右されていた
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ミツトヨの解決提案
- FORMTRACER Avant FTA-C4000により自動化を推進し、測定値のデジタル管理も実現
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期待される効果
- 測定レベルの高位平準化と測定値のデジタル管理による省力化
ベアリングの寸法測定の自動化と測定値管理のデジタル化を推進
背景
産業ロボット向けミニチュアベアリングは、長寿命、高精度が要求されます。φ3ｍｍほどの外輪の内径溝直径、内輪の外径溝直径の測定においても正確な測定値が求められるなか、アナログの測定では、人の経験や習熟度に左右されるという難点がありました。
従来の測定方法の課題
外輪の内径測定と内輪の外径測定を別々のアナログ測定機で行っていたため、測定者の習熟度によって測定値に誤差が生じ、精度に不安がありました。測定結果は手入力のため、デジタル保存ができませんでした。
解決ポイント
測定レベルの高位平準化と測定値のデジタル管理による省力化
解決策
FORMTRACER Avant FTA-C4000により、外径・内径の測定が1台で行えます。測定準備から測定、測定結果の保存まで、自動化の推進により、さらなる効率化が図れます。
両側円すいスタイラスとの組み合わせにより上下面の連続測定が可能で、これまで測定が困難だったねじの有効径等も、上下面連続データを用いることで簡単に解析。マグネットアーム、検出器カバー衝突安全装置により高速移動でも安全に測定できる上に、自動化推進オプション搭載により段取りから測定までの自動化が図れます。
効果
- 1.測定レベルが平準化されることで、経験豊富な人材をより専門的な業務にあてられます。
- 2.自動化によってデジタル管理が容易になり、手入力等による人為的なミスがなくなります。
- 3.外径・内径の測定が1台で済み、測定作業の効率化につながります。
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