2002.10.7
真円度・円筒形状測定機“RA-1500”、ハイブリッド表面性状測定機“CS-3000”を発売


真円度・円筒形状測定機 RA-1500


ハイブリッド表面性状測定機 CS-3000

 

 株式会社ミツトヨは、小物部品測定に特化し「省スペース」「低コスト」を実現した真円度・円筒形状測定機“ラウンドテストRA-1500”および最上位機種の機能を継承した普及タイプのハイブリッド表面性状測定機“フォーム トレーサCS-3000”を開発、10月10日より販売を開始します。また、10月28日より東京ビッグサイトにて開催さ れる「第21回日本国際工作機械見本市JIMTOF2002」(ミツトヨ・ブース 西1ホール1階 小間No.W1042)に出品します。

 コンピュータや各種OA機器、情報機器等の性能を左右する重要部品である小型モータや流体軸受は、更なる小型化、低騒音化、低振動化、高回転精度化が進み、精密加工技術もさることながら、これを支 える品質管理の重要性もいっそう増しています。“ラウンドテストRA-1500”はこれらの小物部品に的を絞り、 ワンクラス上の精度を維持しながら「省スペース」「低コスト」を実現したハイコストパフォーマンスな真円度・円筒 形状測定機です。真円度測定で最も手間がかかるとされるワークセッティング時の心出し・水平だし作業も、画 面の指示に従って数値を合わせるだけで完了するD.A.T.(デジタル・アジャストメント・テーブル)機構を採用。 一連の測定動作も一度ティーチングすれば自動実行される自動測定機能と合わせ、作業工数の大幅な削減に 貢献します。また、多彩な機能と高い操作性で定評のある真円度・円筒形状解析プログラムの最新バージョン 「ROUNDPAK(ラウンドパック) Ver.5」を搭載し、上位機種とまったく遜色の無いデータ解析が可能です。
 一方、各種情報機器等の部品においては、コスト競争力につながる製造工数低減の要求がますます厳しくな っています。これは、部品の輪郭形状や表面粗さの測定評価においても同様であり、検査工程のスピードアップ は大きな課題となっています。“フォームトレーサCS-3000”は、測定ワークの表面をスタイラスで一回トレースす るだけで、輪郭形状と表面粗さ両方の評価を可能としたハイブリッド表面性状測定機です。ワイドレンジで高分 解能を実現する検出器を新開発し、測定可能な部品の対象を拡大しながら価格を抑えました。また、測定デー タ解析にはシリーズ最上位機種であるCS-5000と同じ輪郭形状・表面粗さ統合解析プログラム 「FORMTRACEPAK(フォームトレースパック)」を採用することにより、一度の測定データの取得から異なるふた つの評価解析までを一連の流れで可能にしています。これらにより、多彩な解析をハイスピードでこなす実力を 普及タイプの価格で実現したことで、顧客の生産性向上に大きく貢献することができます。

[価格と販売見込]

標準価格(標準構成の場合): RA-1500 … 500万円〜 CS-3000 … 570万円〜
初年度販売台数見込: RA-1500 … 150台 CS-3000 … 100台

[ラウンドテストRA-1500の主な特長]

(1) 小物部品の測定に特化し「省スペース」「低コスト」を実現
◇最大測定直径φ100mm、上下移動量150mm、本体部の寸法(W×D)486×430mm

(2) ワンクラス上の精度を保証
◇半径方向の回転精度 (0.02+0.0006H)μm  Hは測定高さ(mm)
◇軸方向の回転精度 (0.02+0.0006R)μm  Rは回転中心からの距離(mm)

(3) 作業工数の大幅な削減に貢献
◇段取り替え(ワークセッティング)時の心出し・水平出しはD.A.T.(デジタル・アジャストメント・テーブル)機構で簡単、確実に

(4) 自由自在の解析プログラムの最新バージョン「ROUNDPAK Ver.5」を搭載
◇従来から好評の簡易測定モードが更に使いやすく進化、グラフィカルな測定結果表示が可能

[フォームトレーサCS-3000の主な特長]

(1) ワイドレンジ、高分解能の検出器を新開発
◇測定範囲 Z軸(高さ方向) 5mm [最小分解能0.8nm]、X軸(横方向) 100mm [分解能0.05μm]
◇指示精度 Z軸 ±3μm/5mm、X軸 ±(1+2L/100)μm [L=駆動長さ(mm)]

(2) 輪郭形状、表面粗さを一括測定、解析
◇対象物をワントレース(一回の測定)するだけで輪郭形状と表面粗さのデータを同時に取得、解析もひとつのソフトウェアで行なえ、測定結果報告書等も一括印刷

(3) 輪郭形状、表面粗さ統合解析プログラム「FORMTRACEPAK」を搭載
◇各々の分野で実績のある輪郭形状解析プログラム「FORMPAK-1000」と表面粗さ解析プログラム 「SURFPAK-SV」を更にバージョンアップした上で統合

(4) 多彩なオプションを用意
◇円筒物測定でガイダンスにしたがって簡単に通り出しと水平出しが行なえる「3軸調整テーブル」(特許出願中)、フルオートで水平出しが行なえる「オートレベリングテーブル」(特許登録済)など多彩なオプションを用意

[ラウンドテストRA-1500の主な仕様]

・回転テーブルの回転精度(半径方向): (0.02+0.0006H)μm  H:測定高さ(mm)
・回転テーブルの回転精度(軸方向): (0.02+0.0006R)μm  R:回転中心からの距離(mm)
・最大測定径:φ100mm
・上下移動部の真直度:広範囲 0.15μm/50mm、狭範囲 0.3μm/150mm
・上下移動部の平行度: 0.3μm/150mm
・上下移動量:150mm
・半径方向移動量:75mm(回転テーブル中心位置より-25mm移動可)
・検出器の測定範囲:±400μm
・心出し、水平出し:DAT(デジタル・アジャストメント・テーブル)機構
・心出し調整範囲 :±3mm
・水平出し調整範囲 :±1°
・データ処理部の解析プログラム: ROUNDPAK Ver.5

[フォームトレーサCS-3000の主な仕様]

・測定範囲/分解能(X軸):100mm/0.05μm
・測定範囲/分解能(Z軸):5mm/0.08μm、 0.5mm/0.008μm、 0.05mm/0.0008μm
・指示精度(20℃) X軸: ±(1+2L/100)μm  L:測定長さ(mm)
・指示精度(20℃) Z軸:±3μm/5mm
・駆動部の真直度(X軸):0.2μm/100mm
・上下移動量:300mm(電動)
・傾斜角度:±45°
・検出方式: 差動インダクタンス
・スタイラスUP/DOWN機能:スタイラスUP/DOWN、中空位置静止可能
・データ処理部の解析プログラム: FORMTRACEPAK

[お客様からの問合せ先]

株式会社ミツトヨ 機器営業グループ 形状担当 電話(044)822-1429 ファクス(044)822-4136



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