タッチプローブ搭載CNC画像測定機で、複雑な切削加工品の測定の効率化を実現
導入機種:CNC画像測定機「QUICK VISION Active」
株式会社プロトワーク様(以下、プロトワーク)は、樹脂、金属の切削加工等で優れた技術力を持ち、同業他社が辞退する難しい加工、短納期な依頼も積極的に受注されています。同社が、継続的に事業を拡大する中で取り組まれた測定の効率化事例をご紹介します。
本事例のポイント
- 高精度×高難度×短納期な依頼を積極的に受注することで事業を拡大
- 検査に数十分かかる複雑な形状の製品が多く、測定の効率化が課題に
- タッチプローブ搭載CNC画像測定機の導入により、わずか数分での測定が実現
導入前の課題
樹脂、金属の切削加工メーカーであるプロトワークは、さまざまな業界のお客様からの高精度×高難度×短納期な依頼を積極的に受注することで事業を拡大してきました。その一方で、「高い精度とスピードの両立が課題になっていた」と田村社長は語ります。プロトワークで加工する製品の多くは検査に時間がかかる複雑な形状の製品である為、既存の三次元測定機の稼働率が高くなり待ち時間が発生することから、測定の効率化が求められていました。
解決策と成果
そこでご導入いただいたのが、ミツトヨのタッチプローブ搭載CNC画像測定機「QUICK VISION Active」です。同機を導入したことで、従来は作業者が30分かけて行っていた検査がわずか数分で完了するようになり、検査時間が大幅に短縮しました。さらに、従来は三次元測定機で評価していた製品の仕上がりを画像測定機でもスピーディに確認できるようになり、高い精度とスピードの両立に貢献しました。
製造の生産性向上を事例から学ぶ
- プロトワーク事例詳細版
高精度×高難度×短納期を実現したプロトワーク。
生産性向上のポイントは製造現場のどこにあったのでしょうか。更に詳しく事例を解説します。短納期を実現するための、課題発見・解決の糸口を成功事例から学びましょう。
お客様プロフィール
株式会社プロトワーク様
樹脂の試作切削加工からはじまり、お客様のご要望に応えていく中で金属の切削加工、小ロットの量産加工と事業を拡大してきたプロトワーク。自動車・医療機器・航空機・OA機器・半導体製造装置など多岐に渡るお客様へ高精度な製品を提供しており、このような産業のものづくりを支えています。
所在地 | 大阪府守口市南寺方南通1-5-26 |
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設立 | 1996年8月 |
事業内容 | 樹脂切削加工・金属切削加工など |
URL | https://plotwork.com/ |