測定不良を無くし、モーターコアに組み付けられたヘアピンの安定した測定を実現
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従来の課題
- 非接触測定で測定していたが、製品自体のバラつきやヘアピンの光沢による測定エラーが頻発し、測定時の手離れが悪かった
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ミツトヨの解決提案
- CNC三次元測定機CRYSTA-Apex Vシリーズを用いた接触測定により、ワークの光沢などの表面性状に影響を受けない高精度測定が可能
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期待される効果
- 接触測定は繰り返し精度が安定し、測定エラーが発生しないため、測定者の手離れが良くなる
非接触測定時に頻発していた測定不良を無くし、測定精度が向上!
背景
モーターの性能はモーターコアの加工・組み立て精度に左右されます。モーターコア1個には約300のヘアピンが組み付けられており、モーターコアは同心円状に組み付けられたヘアピンの位相及び高さを全て精密に測定する必要がありました。
従来の測定方法の課題
レーザー変位計+画像測定機による非接触測定をおこなっていましたが、製品自体のバラつきやヘアピンの光沢の影響を受け、エッジの検出に失敗し測定不良が頻発。その都度、手動でエッジ合わせをおこなう必要があり、測定者の手離れの悪さが問題でした。
解決策
CNC三次元測定機CRYSTA-Apex Vシリーズを用いた接触測定により、ワークの光沢などの表面性状の影響を受けずに高精度測定ができるようになります。
効果
- 1.エッジ検出の失敗による測定不良がなくなり、測定者の手離れがよくなります。
- 2.CNC三次元測定機CRYSTA-Apex Vシリーズは、リアルタイムで公差照合ができます。NGが発生した場合は即座にプログラムを終了し測定者に通知するため、測定不良のまま測定を続けることもなくなります。
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