2025年度 グッドデザイン賞受賞のお知らせ
株式会社ミツトヨ(本社:川崎市高津区、代表取締役社長:沼田 恵明)は、このたび当社商品「小型表面粗さ測定機 サーフテスト SJ-220 シリーズ」が、2025年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したことをお知らせいたします。
当社のグッドデザイン賞受賞は、初受賞(1988年)以来、今回で55点目となります。
ミツトヨでは今後とも現場に応える精密測定で、ものづくりの未来へ貢献してまいります。

受賞商品概要
現場での使いやすさを追求したハンドツール感覚の小型表面粗さ測定機は、「直感的な操作が可能なUIデザインを実装したタッチパネル」と「使用頻度の高い操作をワンタッチで行える物理ボタン」の搭載により、高いユーザビリティを実現しています。ワイヤレス送受信ユニット(オプション品)を装着すると、スマートフォンやPC等を用いた遠隔操作での測定条件設定や測定データ管理が可能です。
| 商品名 | 小型表面粗さ測定機 サーフテストSJ-220シリーズ |
|---|---|
| 発売日 | 2025年 1月 |
| プロヂューサー | 株式会社ミツトヨ 研究開発本部 呉商品開発部/部長 高橋哲人 |
| ディレクター | 株式会社ミツトヨ 研究開発本部 工業デザイン室/室長 須貝裕 |
| デザイナー | 株式会社ミツトヨ 研究開発本部 工業デザイン室/清水葵,大平美沙貴 |
審査員総評コメント
本製品は、15年間にわたり評価されてきた従来機種の長所を継承しつつ、真摯な改善の積み重ねによって道具としての使いやすさをさらに進化させた、地道なモノづくりの姿勢を評価したい。ホールド性や先端部の視認性、物理ボタンの的確な配置など、操作の必然性が形状を導いており、現場での確実な測定を支えるデザインとなっている。確かな質感や仕上げから漂う佇まいは、測定機に求められる信頼性を体現し、旧機種からの進化を明快に示している。
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グッドデザイン賞について
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

●WEBサイト
「小形表面粗さ測定機サーフテストSJ-220」特設サイト
