2001.2.15
断面積を従来の約40%に抑えた
スリムタイプ・アブソリュート形リニヤスケール
"AT500シリーズ"を発売

株式会社ミツトヨは、断面積で従来比約40%というスリムタイプでありながら、耐振性に優れ、高速・高分解能のアブソリュート形リニヤスケール"AT500シリーズ"を開発、3月31日より販売を開始します。

 ミツトヨでは、1988年業界に先駆けて、電源を再投入しても以前の位置データを失わないアブソリュート形リニヤスケールの販売を開始しました。1996年に現行の"AT300シリーズ"をスタートし、1999年には業界最高分解能0.05μmの"AT353/AT343"を販売開始しています。
  1995年頃から工作機械へのリニアモータ搭載の動きが活発化し、リニアモータシステムには高精度な位置検出のためにリニヤスケールが必須であること、アブソリュート化すれば磁極センサが不要になること等によりアブソリュート形リニヤスケールの必要性が急速に高まってきました。さらに近年、IT産業や電子産業関連の製造機器が好調なことに加え、リニアモータの小型高推力化が進んだことによって、より狭いスペースにも取付けが可能なスリムタイプのアブソリュート形リニヤスケールを求める声が高まってきています。今回新たに開発された"AT500シリーズ"は、従来からの高スペックである最大応答速度120m/min.の高速性と業界最高の分解能0.05μmを維持しながら、断面積(スケール本体と検出ヘッド)で従来機種の約40%となるスリム化を達成すると同時に、150m/sec2という高耐振性を実現しました。有効長は100mmから1,500mmまでの20サイズで、ファナック製のインターフェースに対応した"AT553"と三菱電機製MELDASのインターフェースに対応した"AT543"の2機種を用意しています。
  標準価格はサイズにより200,000〜340,000円となっており、初年度3,000軸の販売を見込んでいます。

[主な特長]

(1) 電源を再投入しても以前の位置データを失わない完全アブソリュート形リニヤスケール。

(2) 断面積で約40%(従来機AT300比)となるスリム化を実現し、さらに小形の装置への取付けが可能。

(3) 最大応答速度120m/min.の高速性と業界最高の分解能0.05μmを維持しながら、150m/sec2の高耐振性を実現。

(4) ファナック製、三菱電機製MELDASの高速シリアルインターフェースに対応。


[主な仕様]

機種

AT553

AT543
検出方式

静電容量式・光電式複合アブソリュートエンコーダ

対応インターフェース

FANUC

三菱電機MELDAS
有効長

100/150/200/250/300/350/400/450/500/600/700/
750/800/900/1000/1100/1200/1300/1400/1500 [mm]

分解能

0.05μm

指示精度(20℃)

(3+3L/1000)μm L:有効長

最大応答速度

120m/min.

アラーム表示機能

あり(ALARMランプ点灯)

耐振動性

≦150m/sec2 (55〜2000Hz)

耐衝撃性

≦200m/sec2 (1/2sin、11ms)

防塵防水性

スケールユニット:IP-53相当
インターフェース部:IP-64相当

供給電源/消費電流

DC5V/270mA Max.

使用温度範囲

0℃〜50℃

 


[AT500シリーズに関するお客様からの問合せ先]

株式会社ミツトヨ  エムイー営業グループ TEL044-813-1711 FAX044-813-4136


断面積を従来の約40%に抑えた
スリムタイプ・アブソリュート形リニヤスケール "AT500シリーズ"



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