「知りたい!」という欲求が、仕事も、キャリアも、前に進める。
S.G入社: 2009年 新卒入社職種: 品質管理
入社のきっかけ
ミツトヨは、もともと両親が社名を知っており、高校の歴代の先輩たちも多く入社していた馴染みのある企業。 安心して働けるイメージが持てたことと、地元に根差した会社で働きたいという想いから入社を決めた。
現在の仕事内容
入社後、総務に配属され受付業務を経験。 その後、生産技術を経て、2021年より現在の品質管理を担当。 リニアスケールをはじめとした、ミツトヨ商品の品質を守る役割を担っている。
ミツトヨブランドを守り、
世の中のものづくりを
支える使命。
品質管理は、製造現場において、商品の品質を守る仕組みづくりをする仕事。 安定した品質を保つために、適切な作業工程や検査体制を管理しています。 商品に不具合が出た場合や、品質基準を満たしていない場合には、その原因を調査。 製造や、生産技術、商品設計などの各部門と連携をとりながら、品質向上を図っていきます。 また、商品自体に問題がない場合でも、納品後にお客様からエラーのご報告を受けるケースがあります。 そうした時にも他部門と連携し、「使用方法に間違いはないか?」「正しく取り付けられているか?」などのチェック項目から原因を突き止め、お客様への報告と改善案の提案を行っていきます。 定められた法規制やミツトヨ独自の基準に基づき、商品を検査し、品質を約束すること。 それは、これまで築きあげられてきたミツトヨブランドを守ることや、ミツトヨ商品を使用する、世の中のさまざまな企業のものづくりを支えることにつながっています。
自分の目で確かめ、
知りたい。
足で稼ぐ品質管理。
商品不具合の報告を受けた時はもちろんですが、何もなかった日にも、必ず製造現場に顔を出すようにしています。 マニュアル上では報告の必要のないレベルの事象や、製造スタッフが感じたちょっとした違和感…など、得られるのは些細な情報かもしれません。 しかし、小さな出来事が後に大きな問題になったり、逆に、品質改善に活かせるヒントになることもあるのです。 だからこそ、日々現場に足を運び、アンテナを張ることを意識しています。 これは、お客様先に出向くときにも同じことが言えますね。 当社が納品した商品が、どのように使われているのか、お客様は何を求めているのかを自分の目で確かめていく。 それが、より高品質な商品づくりにも活かせると思っています。 私はもともと、いろいろなことを「知りたい!」という想いが強いのですが、この性格は品質管理の仕事に合っているのかもしれません。 「なぜ不具合が起きたのだろう?」「製造スタッフやお客様は、どんなことを想っているのだろう?」。 自分の目で確かめ、リアルを感じることが、私自身の知的探究心を満たしてくれる。 そして、品質管理の仕事のクオリティー向上にもつながっていると感じています。
キャリアには、
個性があっていい。
「知りたい!」という想いは、私のこれまでのキャリアの礎にもなっています。 入社後の最初の配属は、受付業務を中心とした総務職。 社内の人に顔を覚えてもらったり、事務作業全般を学べた貴重な経験になりましたが、次第にもっとミツトヨの商品や、専門的な技術を知りたいと思うようになったんです。 その後希望を出して、生産技術、そして、現在の品質管理のポジションに異動してきました。 品質管理は、所属している工場で製造されているあらゆる商品に携わることが可能です。 新たに覚えなくてはいけないことが多く、時には、無理難題にも直面します。 それでも、ひとつ、またひとつと、知識が増え、壁を乗り越えていくたびに、成長を感じることができています。 ちなみに、生産技術から品質管理への異動は、会社に希望を出してから約3ヶ月で実現しました。 その時々の社内体制やタイミングにもよりますが、挑戦を善とし、後押ししてくれるミツトヨならではのスピード感だと思いますね。 品質管理の仕事は、品質を一定に保つことが役割ですが、ミツトヨで描くキャリアには、それぞれ個性があったっていい。 次は何が知れるんだろう。 どんなキャリアを歩んでいけるんだろう…。 「知りたい!」を道標に、ワクワクしながら日々の仕事に向き合っています。
私が見つめる「測る」の先「知りたい!」を追求する。
現在の仕事の中で「知りたい!」を深掘りしていくことにも、商品開発や、生産管理、購買など、また違った職種で「知りたい!」の幅を広げていくことにも興味があります。 管理職となって、チームマネジメントにも挑戦してみたいですね。 どんなキャリアになったとしても、自分の世界の広がりを楽しんでいきたいです。