「ミツトヨ製マイクロメータ」が日本機械学会「機械遺産」に認定

受賞・メディア掲載 プレスリリース
2026年08月03日

株式会社ミツトヨ(本社:神奈川県川崎市高津区、代表取締役社長:佐々木繁幸)は、このたび、弊社が所蔵する「ミツトヨ製マイクロメータ」が、一般社団法人日本機械学会の2026年度「機械遺産」第134号に認定されたことをお知らせいたします。
認定品は、創業者の沼田恵範が国産化を志し、1936年12月に完成させたミツトヨ第1号のマイクロメータです。輸入品に依存していた時代に、国産マイクロメータの供給を通じて日本の機械工業の発展を支えた歴史的価値が評価されました。

ミツトヨ第1号マイクロメータ
ミツトヨ第1号マイクロメータ

機番17:創業者の志を今に伝えるマイクロメータ

ものづくりの品質は、正確に「測る」ことから始まります。沼田は、精密測定器を国内で安定して供給することを目指し、1934年に東京・蒲田に研究所を設立。試行錯誤を重ね、1936年に国産マイクロメータを完成させました。販売用の最初の量産ロット100個のうち、「完全無欠」と認めた17個だけを残しました。残りは従業員一同で工場敷地に埋め、品質と性能を徹底して追求する姿勢を明確にしました。
今回の認定品は、その完全無欠の17個のうちの1個である「機番17」です。沼田が専用の木箱に納めて大切に保管してきた、品質に妥協しないミツトヨのものづくりの原点を象徴する一品です。

【認定名称】ミツトヨ製マイクロメータ【認定番号】機械遺産 第134号(2026年度)
【製造年】1936年【主な仕様】測定範囲 0〜25 mm/最小読取値 0.01 mm/機番17 

今回の受賞について

株式会社ミツトヨ 代表取締役社長 佐々木 繁幸 コメント
今回の認定は、マイクロメータの国産化に挑んだ先人たちの努力と、創業者が掲げた「品質第一」の精神が評価されたものと考えています。創業以来培ってきた技術と精神を次世代へ継承し、ミツトヨグループの経営理念「精密測定で社会に貢献する」の実現に取り組んでまいります。

機械遺産について

「機械遺産(Mechanical Engineering Heritage)」は、歴史に残る機械技術関連遺産を保存し、文化的遺産として次世代に伝えることを目的に、一般社団法人日本機械学会が2007年から認定している制度です。
 詳細:https://www.jsme.or.jp/kikaiisan/heritage_134_jp.html

展示のご案内

「ミツトヨ製マイクロメータ」は、ミツトヨ測定博物館/沼田記念館でご覧いただけます。

  • 所在地:神奈川県川崎市高津区坂戸1-20-1
  • 開館時間:10:00~17:00(入館は16:00まで)
  • 入場料:無料
  • 見学方法:事前予約制
  • 休館日:土曜日、日曜日、祝日および会社休業日

  詳細:https://www.mitutoyo.co.jp/exhibitions-and-events/museum/

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