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NEW TECHNOLOGY TREND
インライン対応CNC三次元測定機 MACHシリーズ
宇都宮事業所 商品設計部 2課 竹迫 康次

従来、測定室に置かれ使用されていた三次元測定機ですが、MACHシリーズは現場対応形の三次元測定機で工作機械等が設置されている生産ラインの環境で24時間安定して高速に測定できるシステムです。生産ラインのゲージ計測に置き換わるフレキシブルインライン計測システムとして以下のような特長があります。
・高加速度、高速移動による高スループットの測定。測定時間の大幅な短縮
・幅広い温度環境下での精度保証。ワークの温度変化過渡期におけるリアルタイムな温度補正
・24時間安定した稼働を実現する耐久性
・耐環境性、省スペース化、メンテナンス性を考慮した構造
従来のゲージ管理よるOK/NG 判定ではなく数値データによる統計管理が可能となり、測定の効率化及び自動化に貢献します。
1. 最大駆動速度866mm/sの高速駆動
駆動速度だけでなく、加速度(8,480mm/s2)、測定速度(20mm/s)とも、世界最速を誇るCNC三次元測定機です。MACH-Vではセンター重心駆動方式を採用し、移動部に発生する回転を最小にすることができる理想的な駆動を実現しています。このため、一般的な三次元測定機よりも、高速での測定においても、最小限の精度劣化に抑えて測定することが可能な構造となっています。
2. 製造ラインへの設置を考慮した省スペース設計
加工機間への設置も考慮し、マシンの幅寸法を従来機と比較して15%小さくし、ライン長短縮に貢献します。
3. 幅広い温度環境下(5〜35℃)、リアルタイムな温度補正での精度保証
三次元測定機としては、従来にない幅広い温度環境下での精度保証を可能にしました。また、インラインに対応するには温度変化の過渡期におけるリアルタイムな温度補正が必須となります。下記グラフは変温過渡期の指示誤差(空間対角方向)になります。
MACH-V9106 変温時の指示誤差
それと同時に、ワークの温度も加工や洗浄によって測定機とは異なる温度で常に変化しているため、これらのワーク形状が変化している最中でも正確な測定が必要です。
下記グラフは20℃の環境にあるMACH-Vで40℃に暖めたワークが冷えながら測定した結果です。
ワークの温度補正無しと有りの比較(ピッチ間距離)
4. 防塵性能の向上
駆動系および測長ユニットを全てマシン上部の防塵ケース内に配置することで、従来機にない耐防塵性を実現しました。制御装置や演算PCも防塵ラックを装備しています。
5. メンテナンス性の向上
メンテナンスし易い構造と、エア不使用によりトラブル要因の減少を実現しました。
6. ラインに合わせたレイアウト可能
生産ラインに合わせ自由にレイアウト可能です。
レイアウト例
[ライン引き込みタイプ]
仕様
外観寸法図
(単位:mm)
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