より働きやすく、生産性の高い
最先端の「スマートファクトリー」を体現する。

生産技術

2015年入社

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大学での測定機開発経験を活かし、2015年に入社。測器工場の生産技術職として、製造工程の管理・改善に取り組んでいる。しばしば「縁の下の力持ち」と評される生産技術だが、巨額の設備を導入し、生産ラインを劇的に変革するといったダイナミックな挑戦も実は珍しくない。最新鋭の「スマートファクトリー」を体現している、技術者の想いに迫る。

Q.01入社動機を教えてください

面接官との本気の技術ディスカッションが
決め手に

ミツトヨに関心を持ったきっかけは、私自身大学時代に電流の絶縁性能を図る測定機の開発に携わっており、「測定機を作ること」自体に興味があったこと。あらゆるモノづくりにおいて測定技術が必要不可欠であること、それがゆえに社会貢献性の高さもよく理解していたため、ミツトヨの面接を受けました。入社の決め手となったのは、エンジニアの面接官が、当時まだ学生で粗削りな私の研究内容にも真剣に向き合ってくれたことです。面接でそこまで深く技術について語り合えた会社は他になく、技術に対する熱い想いを感じ、自分もこの会社の技術者として働きたいと決心しました。

Q.02現在の仕事を教えてください

測定工具の組み立て・検査ラインの
立ち上げ・保守管理までを担当

私はノギスやハイトゲージ(高さを測る工具)といった測定工具の生産技術を担当しています。具体的には、組み立て装置や検査装置の新規立上げから日々の保守管理までを行います。生産技術のミッションは、いかに良い商品を最小限のコストで、そして効率よく作るか。これらは、ミツトヨ製品の競争力やブランド力を守ることにどれも欠かせない役割です。そしてその中で私が大切にしているのは、その担い手となる製造スタッフの意見を聞くこと。そのために、こまめに製造現場に足を運び、製造スタッフとコミュニケーションを取ることを意識しています。「この部品の組み立てがやりにくい」「機械の調子が悪い」などの一見細かな要望が生産性の向上やコストダウンにつながるきっかけとなることも珍しくありません。より良いモノづくりのために、ちょっとした治具や製造設備の配置変更、メンテナンス等日々の改善活動は勿論、時には外部の協力会社も巻き込み 、常に状況に合わせた最適な製造ラインを実現するのがミッションです。

Q.031日の流れを教えてください

タイムラインが長いものは横へスクロールできます

  • 8:00
    出勤・朝礼・メールの確認

    出勤後、係ごとの朝礼を行い、その後は自席にてメールの確認・返信や、今日一日の業務日程の確認を行います。

  • 9:30
    新規設備の仕様作成・治工具の設計

    新規に導入する設備の仕様の決定や、新製品の生産に向けた治具の設計を行います。

  • 12:45
    社内外打合せ

    社内の各部門や、外注メーカー、設備メーカー等との打合せを行います。

  • 16:15
    製造設備の確認・メンテナンス及び調整作業

    定時近くになると、今日一日設備が問題なく稼働したかどうか確認を行います。メンテナンスや調整が必要な場合は、その作業を実施します。

  • 8:30
    製造部門からの依頼対応

    設備のメンテナンス等の依頼に対応します。社内で対応する場合と、業者等に依頼する場合があります。

  • 12:00
    昼食

    社内の食堂で昼食を取ります。私は自作の弁当を持ち込んでいます。

  • 14:00
    新規設備の仕様作成・治工具の設計のつづき

    新規に導入する設備の仕様の決定や、新製品の生産に向けた治具の設計を行います。

  • 16:45
    退勤

    翌日の業務日程を確認した後、退勤します。

  • Q.04仕事の面白さを教えてください

    ミツトヨ商品の運命を担うという
    ダイナミックさ

    生産技術職として一番喜びを感じるのは、何より自分の立ち上げた生産設備で、思い通りの 商品が出来上がる瞬間ですね。
    生産技術の仕事は、ミツトヨ商品の品質、価格、納期、そして会社の利益貢献にも大きな影響を与えます。特に、新規設備導入は、会社にとって大きな投資です。新規製造ラインの導入ともなれば、設計部門や製造部門はもちろん、品質管理部門、社外の設備メーカーなど、社内外問わず多くの人と一緒に何度も議論を重ね、また 設備投資の必要性、効果等についての入念な分析・実験・検証と 、最適な設備投資計画に向けた検討をします 。自分の導入する設備の完成度がミツトヨ商品の運命を左右するといっても過言ではなく、非常にプレッシャーのかかる仕事であり、また 慎重かつ大胆な決断が求められます。それだけに、そのプレッシャーを乗り越えて新しい設備が想定通りに完成、稼働したときには大きな達成感があります。過去には先輩と一緒に工場の自動化を推進し、24時間稼働していた工場 から夜勤をなくしたこともありました。このときには品質の安定化とコスト削減の成果を評価されて社内表彰を受けることができ、嬉しく思ったのを覚えています。

  • Q.05これから挑戦したいこと

    さらなるロボットやIoTの活用で
    スマートファクトリーをつくりたい

    近年、製造業の分野で「スマートファクトリー」への取り組みが加速しています。私の目標は、ミツトヨでもさらにロボットやAI、IoT技術を用いた生産設備の自動化を推進し、スマートファクトリー化を実現することです。ベテランの熟練工が減りつつある今、それを自動化設備によっていかにカバーするかが現在の課題。最近は技術の急速な発展に伴い、AIによる外観検査など、従来はできなかった自動化も進みつつあるため、生産技術者が挑戦できることはますます増えてくると期待しています。また、個人的にはもともと「モノづくり」に興味があったので、いずれは製造現場で身につけた経験・知識を活かし、商品開発・設計の仕事にもチャレンジしてみたいです。

一緒に働く元上司から見て一言

仕事に対する真摯な姿勢や実績から、課内(自部門)だけでなく関連部署からも信頼される存在です

MESSAGE

業種や職種だけではなく、
職場環境や社風にも注目してください

就職活動においては、ご自身が志望する業種や職種はもちろんですが、志望する会社の環境や風土なども、働き続ける上で重要な要素として注目してほしいと思います。私もその点を注意しながら会社探しをし、ミツトヨを選びました。少なくとも私の所属した部署はいずれも上下の分け隔てがなく、時には冗談を言い合いながら居心地よく働けています。フランクな社風だからこそ、仕事面でも新しいことに挑戦しやすいのではないか、と思います。

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