市場のニーズに応える、
次世代へ向けた三次元測定機の開発。

商品開発(電気電子)

2011年入社

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物体の形状を立体的にとらえ測定する「三次元測定機」は、数あるミツトヨ製品の中でも最先端の製品。2011年入社の彼は、その電装設計に取り組む技術者だ。高速かつ高精度化に対応するために、チームメンバーと試行錯誤しながらモノづくりのイノベーションに挑む技術者の姿を紹介する。

Q.01入社動機を教えてください

電気電子工学の専門知識を活かし、
最も多くの人に貢献できる場所を求めて

私は昔から「ものを作る」ことが好きでした。就職先を探すときにもまず条件として考えたのは「部品ではなく、一つの完成された製品を作れる仕事」、そして「大学で学んだ電気電子工学の専門知識を活かして、一人でも多くの人に貢献できる仕事」という2点です。そんなとき、大学から紹介されて知ったのがミツトヨ。測定機の分野でトップシェアを誇る企業と聞いて、技術力の高さに惹かれました。さらにミツトヨの測定機が世界中のあらゆる製造業に不可欠な存在であることを知り、「この会社こそ自分の知識を活かしてたくさんの人に貢献できる場所だ」と考えました。

Q.02現在の仕事を教えてください

「三次元測定機」の通信処理を司る、
コントローラの電子基板を設計

入社後はしばらく画像測定機の電装部の開発を担当していたのですが、昨年より宇都宮地区に異動となり、その後は次世代の三次元測定機の開発に携わっています。非接触型の三次元測定機は測定機の中でも最も新しく登場したもので、自動車のボディや航空機の部品など、測定の速度と精度が求められる多くの製造現場で使用されています。私が担当しているのはその中でもコントローラという装置です。コントローラとはパソコンからの指令を処理して機械の動作を制御するための装置であり、いわば三次元測定機の司令塔といったところでしょうか。私はこのコントローラに使用する電子基板の設計・評価を行っています。

Q.031日の流れを教えてください

タイムラインが長いものは横へスクロールできます

  • 8:00
    メールの確認など

    出勤後は、前日までに来ていたメールの確認や勤怠登録を行います。

  • 12:00
    昼休憩

    職場の方々と昼食をとります。食堂では日替わりで複数種類のメニューから選択できるので、毎日楽しみにしています!

  • 19:00
    帰宅

    帰宅します。

  • 8:30
    基板の評価(ハードウェア)

    設計した試作基板の各部波形を確認し、必要があれば部品の追加・変更等を行います。

  • 12:45
    基板の評価(プログラム)

    基板のICが動作するためのプログラムが正常に動作しているか評価を行い、うまくいっていない部分の修正を行います。

  • Q.04仕事の面白さを教えてください

    製品化へ向けて、
    アイディアを生み出しては試す毎日

    現在携わっている三次元測定機には、今後も複雑な形状の物体を今まで以上に高速・高精度で測定する要求があるでしょう。これを実現していくためには、例えばパソコンやセンサとのデータ処理も高速になっていきます。それらに対応できる高機能かつ高品質で、かつコストも抑えた製品の開発が求められています。量産化に向けたコスト削減も簡単ではありません。私は様々な要素を検討しながら試作品の設計・評価を繰り返しているのですが、想定通りの性能が出ないことも多く、難易度の高い仕事です。その一方で、自分でアイディアを生み出しては試すチャレンジの日々は技術者として面白みを感じますし、うまく動作したときの嬉しさは他に変えがたいものがあります。

  • Q.05これから挑戦したいこと

    お客様の課題を技術で解決し続ける、
    「頼りになる設計者」になりたい

    お客様の課題を解決していくためには、新しい技術を早期に製品化し、品質面でも満足して頂く必要があります。これが実現できるように、製品開発におけるあらゆる技術的課題を事前に見越し、設計に反映できる技術者になりたいです。また、たくさんの製品を生み出し社内で頼られる存在になるのが目標です。ミツトヨでは技術者同士のチームワークがとても良く、それが質の高い製品開発につながっていると思います。将来的には管理職として、みんなが働きやすい環境づくりにも貢献できればいいな、と考えています。

一緒に働く上司から見て一言

困難な仕事にも前向きで、後輩の面倒見もよく部内に欠かせない存在です

MESSAGE

入社前に想像できなかったほど、
周囲の支えが手厚い職場です

精密測定機という専門性の高い分野だけに、入社前は自分がやっていけるのか不安もあったのですが、ミツトヨは想像以上に先輩からのフォローが手厚く、私もこうして今まで働くことができています。若手のうちは先輩が指導員として付き必ず指導してくれますし、仕事以外の相談も気軽にできる柔らかい雰囲気だと思います。おかげで川崎から宇都宮に異動したときもすぐになじめました。ぜひ、一緒に楽しく頑張りましょう。

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