キャリアを生かせるミツトヨの魅力

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ミツトヨでは新卒社員だけではなく、キャリア採用で入社した社員も多数活躍しています。そしてそのバックグラウンドも実に多彩。精密測定機とは別の分野で経験を積んだ人たちが、前職の経験を活かしつつ希望のキャリアを実現しているのです。今回集まってもらったのは営業、デザイン、設計として活躍する三人。転職者ならではの想いを語り合ってもらいました。

  • Speaker01

    Speaker01

    研究開発本部 機器商品開発部

    前職 電子部品搭載装置、
    航空機内装品のメカ設計

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    2016年入社。前々職では電子部品搭載装置(チップマウンター)、前職では航空機の内装品のメカ設計を担当。現在はゲージブロック干渉計のメカ設計をリーダーとして担当する。

  • Speaker02

    Speaker02

    研究開発本部 工業デザイン室

    前職 自動車内装関連のCMF
    デザイン

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    2019年入社。前職では自動車内装関連のCMFデザイン(自動車内部の装飾パーツ等のデザイン)を担当。現在はミツトヨ商品のグラフィック・UI/UXデザインを担当する。

  • Speaker03

    Speaker03

    海外ソリューション営業推進部

    前職 自動車部品メーカーの営業

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    2020年入社。前々職では海運企業、前職では自動車部品メーカーで営業を経験。現在は海外現地法人の拡販活動を担当、主に北米・南米エリアのシェア拡大に取り組む。

Theme 01 転職の経緯

Q1.前職の職種と転職の経緯を教えてください

ミツトヨに入社する前は、自動車部品メーカーで営業を行っていました。海外展開もしている企業であり、私も海外現地法人とコミュニケーションを取りながら仕事をしていたのですが、残念ながら若手社員が海外駐在するチャンスは多くありませんでした。
私は少年時代をアメリカで過ごした経験があり、いずれは海外で働いてみたいと考えていました。そこで、メーカーでの営業経験を活かし、海外で活躍できる環境を求めて転職活動を始めました。

私も同じく前職は自動車関連です。自動車内装のCMFデザイン(ドア内側の装飾など)を手掛けていました。私はもともとデザインの仕事が好きだったのですが、その職場ではお客様と折衝する仕事が多く、半分営業のような働き方をしていました。もっとデザイン業務に集中し、スキルアップしたいと考えるようになったのが、転職のきっかけです。

前々職では電子部品搭載装置(チップマウンター)のメカ設計、前職では航空機の内装品のメカ設計を行っていました。前職の設計業務は楽しかったのですが、製品のごく一部、しかも同じ部分の開発にしか携われませんでした。製品全体の仕様を考えながら設計をする仕事がしたいと考えたのが、転職のきっかけでしたね。

Crosstalk

Q2. 転職活動では当社以外でも受けていましたか?

メーカーを中心に幅広く転職先を探していました。前職の経験が活かせる自動車関連企業の他、家電メーカー、スポーツ用品メーカーなどですね。
もちろん、海外で働くチャンスがあるかどうかも重視していました。

私はデザイン経験が活かせる会社を幅広く見ていたのですが、特に自分のバックグラウンドである工業デザインに近い仕事を探していました。家電メーカーが多かったですが、それ以外では商品パッケージ、腕時計などのデザイン職も検討していました。

私は自動車関連の企業をメインに探していました。自動車が好きということもありましたが、自動車製造は将来的にも日本の主要産業として生き残るだろうという目算もありました。それ以外ではベビーカー、カメラ関連の会社などもチェックしていましたね。
二回目の転職になるので、長く腰を据えて働ける会社を選びたいと考えていました。

Theme 02 ミツトヨの印象と実際

Q3. 入社の決め手はなんでしたか?

世界31か国に海外現地法人を構えている会社であり、若い内に海外駐在のチャンスがあることにまず魅力を感じました。さらに決め手となったのは社員に優しい社風です。
応募した当初は国内営業に配属される予定だったのですが、人事担当の方が私の経歴を見て海外営業を勧めてくださり、嬉しかったのを覚えています。選考中に会う人は皆さん優しかったですし、工場の雰囲気も良かったですね。

職場環境の良さには私も惹かれました。ミツトヨには「良い環境、良い人間、良い技術」という社是があって、環境づくりをとても大切にしていますよね。育児休暇後に復帰している女性社員が非常に多いことも、私にとって安心材料でした。業務内容についても、自分が希望していたプロダクトデザインに挑戦できるということで、未経験の分野でしたが魅力を感じました。
ミツトヨという社名は知らなかったのですが、私の父と夫が知っていて「ミツトヨは測定機の分野で圧倒的な実績のある会社だよ」と教えてもらったことも好印象でした。

私も前職の頃からミツトヨの社名は知っていました。
余談ですが私の父も知っていましたよ(笑)。

私ももちろんミツトヨのことは知っていましたし、ミツトヨ製品にはなじみがありましたね。ミツトヨに惹かれた理由は、取り扱う商品数が多く、幅広い業務に携われると感じたことです。
特に印象に残っているのは、技術者の方との面談の際に、私の話をすごく真摯に聞いていただけたこと。まだ漠然としていた「自分が本当にやりたいこと」をうまく引き出してもらい、この会社なら希望が叶うと確信しました。

Q4. 入社前と後で印象の変化はありましたか?

入社前後のイメージギャップはありません。むしろ期待以上の職場です。
今は新型コロナの影響でオンラインが中心ですが、海外拠点とのやりとりは頻繁に行っていますし、先輩方の様子を見ていると、海外駐在のチャンスは予想以上に多いことがわかりました。

入社前は、老舗の精密測定機メーカーということで「お堅い」イメージがあったのですが、実際に入ってみると、むしろ時代の変化に合わせて新しいことを積極的に取り入れる企業でした。たとえば新型コロナの流行が始まってすぐに在宅ワークを取り入れたこともその一つで、今も週2日は在宅勤務です。あとは、想像以上に人が優しい会社だな、と思いました。とにかく皆さん、朗らかで……。

確かに。ピリピリしたり、怒ったりしている人を見ないですよね。

同感です。私も正直、ちょっと堅苦しいイメージがあったのですが(笑)、堅いのは製品だけで、人は柔らかい。業務面では全く入社前のイメージ通りで、仕様決め、設計、進捗管理、納品までリーダーとして幅広く携わることができるようになり、前職にはなかったやりがいを感じています。

Theme 03 ミツトヨでの働き方

Q5. 前職での経験は活きていますか?

営業経験は、転職後も同じように活かせていると思います。
今はお客様に直接モノを売るのではなく、海外現地法人の営業部と連携して営業戦略を推進するのが主な仕事ですが、社内外の人とコミュニケーションを取るという点では同じですね。
また、自動車業界のお客様が多く、自動車部品メーカーで身につけた知見を活かせる場面は多いと感じます。

基本的なデザインスキルや、自分の感性を活かせていると感じます。
ただし、業界もプロダクトのジャンルも今までとは違うので、新しく学ばなければならないこともたくさんあります。

以前の職場では、別の部品を担当するチームとの連携や、お客様との打合せを行う機会が多くありました。そこで鍛えられたコミュニケーション能力は、ミツトヨでも活かされていると思います。
開発チームはもちろん、営業や製造現場の方々など、足を動かしていろんな人と話さないと、設計の仕事は進みませんから。

グラフィック・UI/UXデザインを担当したアプリ。

Q6. 入社後に苦労したことや、ぶつかった壁はありますか?

ミツトヨの商品は5500点以上と非常に多いので、商品知識を身につけるのに苦労をしました。時にはお客様からのお問い合わせにすぐ答えられないこともあります。
商品について勉強をするのは当然ですが、上司、先輩、さらには設計、製造の方々などにも相談しながら、知識を増やしているところです。

ミツトヨでは、そうした部署を超えた連携が強いですよね。

はい、設計や製造の皆さんもとても丁寧に教えてくださるので、いつも助かっています!

私は今、ミツトヨ商品の操作性に関わるグラフィック・UI/UXデザインを担当しています。最近のノギスやマイクロメータはPCやスマホのアプリと連動するものが多く、画面上でいかに操作しやすく、ミツトヨブランドらしいデザインを実現するかが重要です。
私にはこうした画面設計・デザインの知見がなく、新しく学び直す必要がありました。さらに難しかったのは、担当する測定機がどのように使われるかを理解しなければ、使いやすいデザインはできないということです。

それはどんなふうに乗り越えたのですか?

設計の方に直接製品の特性を質問したり、「こんなデザインはどうでしょうか」と相談したりしながら、より良いものを目指しています。
また、社内の教育講座もよく開かれているので、積極的に参加して知識を吸収するようにしています。社内の雰囲気が良く、部署間の交流が盛んなおかげで、スムーズにスキルアップできていると思います。

グラフィック・UI/UXデザインを担当したアプリ。

私は現在行っている、ゲージブロック校正装置のメカ設計に携わり始めたときに一番苦労しました。ゲージブロックとは「長さ」の基準となるブロックで、精密機械組立時の寸法基準としたり、ノギスやマイクロメータの精度の確認のために用いたりします。 ゲージブロックは定期的な長さの校正/検査が必要であり、この校正/検査を行うための装置がゲージブロック校正装置です。この長さの校正/検査結果は国家基準とトレーサブルであり、ミツトヨにとってとても重要な装置です。

日本中の「寸法」を保証する、すごく専門性の高い技術なのですね……。

その通りです。当然私はこの分野の知見がなかったので、社内でも数少ない専門家に日々問い合わせたり、参考書や過去資料を解読したりすることで、知識を身につけていきました。
大変でしたが、新しい技術を学んで成長できる仕事に就けて良かったと思っています。

Q7. これからの目標について教えてください

まずはもっと商品知識を増やして、お客様や現地法人の皆さんから頼りにされる存在になりたいです。目標はなるべく早く、海外駐在にチャレンジすること。ミツトヨの海外シェアの拡販に貢献したいです。

今後もユーザビリティを第一に考え、使いやすく統一感のあるデザインをしていきたいと考えています。
ミツトヨ製品が、精度の高さだけでなく、外観や使い心地の良さからも安心して選んでいただけるようにしたいです。

まずは今携わっている製品を完成させることが直近の目標ですね。中長期的に言うと、様々な商品の研究開発に携わって知識を磨き、いずれ「ダントツの商品」を生み出しミツトヨの成長に寄与できればと思っています。

MESSAGE

ミツトヨで働いてみたいと考えている方へメッセージ

  • ミツトヨの社員は皆さん優しく、分からないことがあっても親切に教えてくれる人ばかりです。
    別の業界からの転職者でも溶け込みやすく、働きやすい環境なので、安心して入社してくださいね。

  • ミツトヨはモノづくりを支える精密測定機のトップブランドでありながら、100周年に向けてますます勢いを増していると感じます。ぜひ、一緒に盛り上げていきましょう!

  • ミツトヨの設計手法はボトムアップ型ですので、いろいろなことにチャレンジさせてもらえる環境です。そのため一人に任される業務が幅広く、専門知識を身につけスキルを高めることができます。製造業では珍しいフレックス制度があり、生活に合った働き方ができることも魅力です!