未来のミツトヨを「ダントツ」にする、
独自の技術をこの手で作りたい。

研究開発

2013年入社

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自社で研究開発部門を持ち、要素技術の開発からイノベーションを起こせることはミツトヨのメーカーとしての強み。2013年に入社した彼もまた、新型非接触センサの研究開発に日々挑み続けている一人だ。5年、10年先のミツトヨを見据え、ヒット商品の種を蒔く研究開発者の想いとはいかなるものだろうか。

Q.01入社動機を教えてください

幅広い技術と責任ある仕事を求め、
精密測定機業界トップを走る・ミツトヨへ

大学時代に電気電子工学を学んだ私が就職活動において重視していたのは、「幅広い技術に触れられる仕事」と「早くから責任ある仕事に挑戦できる環境」の二つ。企業研究の中で、精密測定機業界トップクラスのブランド力を持つミツトヨのことを知り、「この会社なら電気電子にとどまらず、機械系やソフトウェアも含む幅広い技術に触れるチャンスがある」と感じました。さらにミツトヨの研究開発者は、若手のうちから様々な経験を積むことができる環境にあると知りました。

Q.02現在の仕事を教えてください

数年後の商品化を見据え、
非接触センサの要素開発に取り組む

製品化を前提とした商品開発と違い、要素開発は「数年後の商品に必要となる、新しいベース技術」を開発する仕事です。私は入社後の数年間、マイクロメータ・ノギス等の測定工具に搭載するカスタムICの開発(デジタル回路設計)をしていましたが、現在は非接触センサの要素開発に取り組んでいます。非接触型測定機は、従来の接触型と比べて複雑な形状の物体を、速く、高い精度で測定できる利点があり、今後のミツトヨの主力製品の一つとして期待されています。私が担当しているのは、三次元測定機器等に搭載されるセンサに用いられるカメラおよびイメージセンサーを制御する、デジタル回路等の電装部の設計。撮像と画像処理の高速化に寄与する、重要なパートと認識しています。

Q.031日の流れを教えてください

タイムラインが長いものは横へスクロールできます

  • 9:00
    出社・メール確認

    フレックスタイム制で今日は9時に出社。出社後はメールの確認、返信をします。

  • 13:00
    昼礼

    課内の昼礼で業務連絡や各自の状況報告をします。

  • 15:30
    設計 検証/評価

    設計した回路に対して、シミュレータによる検証や実機での評価により、動作確認をします。搭載される製品が動作する環境・条件は様々なので、開発時に環境や条件を変えながらテストして意図した通り動作するか確認する必要があります。

  • 10:00
    プロジェクトの進捗打合せ

    各自の担当業務の進捗や、懸念事項について共有・相談します。プロジェクトによっては、上司・同僚だけでなく、国内の商品開発部門・工場担当者、海外の研究所とも一緒に開発を行います。

  • 13:30
    CADによる回路設計

    カスタムICやFPGAの回路を設計します。デジタル回路の設計は検証項目が多いので、CAD等を活用して効率良く開発することが重要です。

  • 19:00
    終業報告・帰宅

    その日の簡単な業務内容を上司・同僚にメールで報告し、翌日の予定を確認して帰宅します。

  • Q.04仕事の面白さを教えてください

    最新の技術を駆使しながら、
    世界のモノづくりを支えるという使命

    研究開発の仕事は、商品開発、製造、海外の研究所など部門の垣根を越えて将来の製品の姿を議論し、必要な技術を調査することから始まります。調査を通じて新しい技術に触れられることに、面白みを感じます。今のチームに入ってからは、光学や画像解析技術といった新しい分野の知識も身に付きました。時には想定通りに開発が進まないこともありますが、資料や有識者のアドバイスをもとに試行錯誤し、上手くいったときには大きな達成感を感じます。そして最も強いモチベーションとなっているのは、ミツトヨの測定機器が世界のあらゆるモノづくりの基礎となっていること。海外の宇宙開発プロジェクトにも自社製品が使われているといった話を聞くと、身の引き締まる思いがします。

  • Q.05これから挑戦したいこと

    ミツトヨの非接触測定機を、
    「ダントツ」に高めたい。

    今後の目標は、今携わっているセンサの性能を極限にまで高め、ミツトヨの非接触測定機を「ダントツ」の存在にすることです。ミツトヨの幅広い商品には高精度化・高速化・耐環境性向上などまだまだ求められていることが数多くあります。 「圧倒的なスペックと個性」に「コスト競争力」を併せ持つ技術を開発し、それがいつかロングセラー商品の礎になれば、と考えています。とはいえ、研究開発は常に将来を見据えて行う息の長い仕事。実は私も、入社当初に研究に携わったノギスが最近ようやく商品化に結び付いたところです。将来のミツトヨを、そして世界のモノづくりを支えるため、これからもたゆまず技術を深めていきたいと思います。

一緒に働く上司から見て一言

新しい技術に挑戦する意欲とその吸収力には、目を見張るものが有ります。今後も是非、みんなを引っ張って欲しいと思います!

MESSAGE

技術者のチャレンジをサポートする
制度も整った会社です!

ミツトヨには技術者のチャレンジを支援する制度があります。それは、業務時間内に、イノベーションにつながるような新しいアイディアや、使ってみたい技術を試すことができるというもの。この自主的な研究についても上司が相談に乗ってくれますし、見込みのある研究には予算がつきます。私も過去にこの制度を利用し、新商品の企画をしました。新しい技術を学び続け、自分の可能性を広げていきたいという人に、自信をもってお勧めできる会社です。

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