モータコアの積層測定におけるスピードアップと再現性向上を実現

解決提案 形状測定機
真円度・輪郭・粗さの測定機能を1台に集約し、回転テーブル測定位置と測定高さ位置の高い再現性を有するCNC真円度・円筒形状測定機ROUNDTRACER EXTREME RTX-0605-Aにより、測定スピードのアップと再現性の向上を実現します。
  • 従来の課題

    • 段取りに要する時間、直動測定結果の再現性に不満があった
  • ミツトヨの解決提案

    • 真円度・輪郭・粗さの測定機能を1台に集約したRTX-0605-Aにより、測定検査のスピードアップと測定結果の再現性向上を図る
  • 期待される効果

    • 測定検査スピードアップによる生産性の向上と、測定結果の再現性向上による品質向上

同心度測定、コア積層ズレの評価などの精度の向上とスピードアップを実現

背景

ローター(回転子)やステータ(固定子)の鉄心部分に当たるモータコアには、高い加工精度が要求されます。そのため、真円度測定機による内外径の同心度測定やコア積層ズレの評価などにも高い精度が求められます。

従来の測定方法の課題

複数の測定機をまたぐ段取り替えと測定に時間が掛かっていた。また、段取り替えによる測定結果の再現性に不満がありました。

解決策

RTX-0605-Aにより、真円度・輪郭・粗さの測定機能を1台に集約して、測定のスピードアップと測定結果の再現性向上を実現します。

効果

  1. 1.XZθ軸の位置決め精度の向上により、測定結果の再現性が増し、製品の品質向上につながります。
  2. 2.測定のスピードアップにより、生産リードタイムを短縮できます。
  3. 3.測定から解析まで一連の操作が自動化され、人手不足、技術不足への対応につながります。

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