A-A′断面■ 防塵・防水性について細形リニヤゲージの保護構造は、すべてIP54(DIN 40050-1/IEC529規格)相当となっています。● プリアンプ部およびカウンタは保護構造になっておりません。直接水や油のかからない場所に設置してください。● 延長ケーブルをご使用の際には、プリアンプ部および接続コネクタ部に露出がないように完全なシールを施してください。● ケーブルの被覆が破れると、毛細管現象により液体がゲージ内部へ侵入し故障の原因となりますので、速やかに修理にお出しください。● 切粉などによりゴムキャップが破損しないように、十分ご注意の上ご使用ください。 万一ゴムキャップが破損した場合は、防塵・防水性が損なわれますので速やかに交換または修理にお出しください。● ゴムキャップや各シール部分に使用しているゴムは、多様化するクーラント、薬品などに対して万全ではありません。 これらが著しく劣化する場合には、最寄りの弊社営業所までご相談ください。● 本機は各部にシールが施されているため、分解できない構造となっております。 そのため、分解されますと所定の性能を発揮することができませんので絶対にお止めください。■ センサヘッドの取付け● ステム部を測定装置の取付部あるいはスタンドなどに差込んで固定します。● ステム部を強く締め過ぎますと作動に支障をきたす恐れがありますのでご注意ください。● ステム部にねじを直接当てて固定する取付方法は絶対にお止めください。● ステム部以外での固定方法は絶対にお止めください。● ゲージは測定面に対して垂直になるように取付けてください。傾けて取付けますと測定に誤差を生じます。● ケーブルを通してゲージに力が加わらないようにご注意ください。0351510351A66wqAwq.0..5100-01ø05020000++8ø+0.020+0.0051-707.5(4.5)M4×0.7通しA′ø8H+0.020+0.005切り欠き位置(タップに対し90°)15(9)7.5(4.5)A′M4×0.7実例11615(9)7.5(4.5)A-A′断面4.5キリ、7.5座ぐり深さ4.4単位:mm実例22010ø1015(9)単位:mm精密測定機器の豆知識センサ取付時の注意リニヤゲージ全般■ 取付部の実例● 締付けトルクの推奨値は0.4〜0.5 Nmです。 強く固定しますとスピンドルの動きが悪くなりますので、固定後スピンドルの動きを確認してください。
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