センサ・装置組込ユニット総合カタログ
384/398

【ABS AT1100シリーズの場合】ABS AT1100シリーズではエアドライヤおよび高性能オイルミストフィルタは不要です。コンプレッサから直接エアを供給せず、必ずメインラインエアフィルタを通した圧縮空気を使用してください。2.1 当社指定の固定絞り(固定絞り内径:ø0.9)のご使用の場合2.2 他の固定絞りをご使用の場合2.3 流量調整弁を使用の場合CKD社製エア供給ユニットCKD社製エア供給ユニット アッセンブリタイプ リニヤスケールの耐環境性(耐クーラント、耐粉塵)を向上させる一つの手段としてスケール本体内に清浄な圧縮空気を供給する方法があります。スケール本体両側にあるM5 ねじ穴の、どちらかに配管し圧縮空気を供給します。※エア供給口はAT211(多点固定)、ABS AT1300、ABS AT1100シリーズに標準装備されています。1. スケール入力エア仕様ISO 85731-1Class1.4.1相当2. スケール供給エア圧力 10〜20 L/min (1 軸当たり)3. エア供給ユニット【一般的なリニヤスケールの場合】コンプレッサから直接エアを供給せず、必ずエアドライヤやメインラインエアフィルタを通して乾燥した圧縮空気を使用してください。各フィルタのエレメント交換時期は1 年です。固定しぼりは、スケール側に装着してください。8-50エア供給の方法は、補助的な方法です。取り付け姿勢が重要になります。取扱説明書の取り付け姿勢を守った上で実施するようにしてください。 また、エア供給した場合は、使用するエア源の汚れ具合によりエアフィルタを定期的に交換する必要があります。汚れたフィルタを使い続けると、逆に汚れをスケール内に入れることになり、不具合を起す原因となりますのでご注意願います。この流量は防塵ゴムの掻き分け部から、かすかにエアが出ている程度。最大粒子径(µm)最低圧力露点(℃)油分濃度(mg/m3) エアドライヤおよびメインラインエアフィルタコンプレッサ側メインラインエアフィルタコンプレッサ側オプション設定オプション設定スケール側オプション設定スケール側オプション設定エア流量が10〜20L/min(1軸当たり)になるように、エア圧力で調整してください。 (参考) 1軸にエア供給時 ・エア圧力0.1MPaの場合、エア流量 約12.7L/min ・エア圧力0.2MPaの場合、エア流量 約19L/minエア流量が10〜20L/min(1軸当たり)になるように、エア圧力で調整してください。流量と圧力の関係は、空圧機器メーカーの流量特性(固定絞り内径と流量−圧力の関係)をご参照ください。エア流量が10〜20L/min(1 軸当たり)になるように調整してください。ただし、調整前に大流量のエアを供給すると、部品が破損し、故障の原因となる危険性がありますので、ご注意ください。0.1+30.01ATスケール用エア供給ユニットの仕様について

元のページ  ../index.html#384

このブックを見る