センサ・装置組込ユニット総合カタログ
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■ 推奨受信回路■ 出力信号チャート本商品の出力信号には次の2つの出力パターンがあります。受信回路の設計時には、エラー検出が行われるようにしてください。 *1 この値に対して、正常パルス出力の限界は低下します。これは実際の検出信号にはスピンドルの動きに含まれる加速度や、信号自体のわずかなノイズなどの誤差成分によるためで、理想条件(一定速度・理想信号)以下の速度でエラーパルスが発生する場合があります。7106A148529378910123456・ ピンアサイン:● 正常出力(スピンドル押し込み時にA相進相)● エラー出力振動や衝撃などにより極端な波形の乱れが起こった場合や、高速な動きをすると、パルス発生回路が応答限界を超える場合があります。この場合、出力信号がエラーパルス出力に切り替わり、2相方形波信号のA相とB相を同期させますので、エラー検出に使用してください。・ リニヤゲージへの供給電源 電源電圧:DC5 V(4.8 V〜5.2 V)、リプル電圧:0.2 Vpp以下、最大消費電流:80 mA・ 対応レセプタクルとジャック レセプタクル: HR10A-10R-10S(ヒロセ電機) ジャック: HR10A-10J-10S(ヒロセ電機)・ 出力条件:スピンドル移動速度 ≦ リニヤゲージの応答速度*1*2・ Tr:出力パルスエッジ間隔(正常出力)(下表参照)・ 出力遅れ時間*3:最大1 μs・ ΔXz: 原点位置繰り返し精度(エッジ再現性)σ≦0.5 μm (300 mm/s以下の一定速度で同一方向の原点通過による)・ Xz: 原点信号パルス幅=約40〜60 μm(参考)・ 出力条件: 下記条件にてリニヤゲージはエラー状態となり、上図の特殊パターンで出力します。 スピンドル移動速度 > リニヤゲージの応答速度*1*2 ノイズ、振動などの外乱時・ Te: 出力パルスエッジ間隔(エラー出力)(下表参照)レセプタクルとジャックは、弊社製カウンタ以外の機器との接続に使用するオプションです。受信信号の生成には、必ずラインドライバICや差動増幅回路を利用してください。差動増幅を行わないとノイズの影響を受けやすくなります。各条件での最小エッジ間隔分解能1 μm0.5 μm0.1 μmTipsTipsTr(正常時)Te(エラー時)500 ns250 ns*2 リニヤゲージの応答速度については、仕様表をご参照ください。*3 スピンドルの位置に計数パルスが追いつくまでの時間を指します。1-13ピンNo.信号名PAPAN.CPBPBN.CPA, PBPA, PB+5VPZ4.7kΩ200Ω+5V470pF+5VGNDGNDTr∆XzXzTeピンNo.信号名N.CPZ+5VGNDFGシェルVOHVOLVOH=2.5 V(最小)VOL=0.5 V(最大)33pF51Ω+5V26LS32相当品4.7kΩ1.8kΩGND470pFGNDGND∆XzLG100出力回路PAPAPBPBPZPAPAPBPBA方向から見た図推奨入力回路500 ns 出力信号

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