■ 取付金具の自製要領マイクロメータヘッドの取り付けには、ステム部を固定しますが、その取付方法は精度的に安定し、内部に無理のない方法をとる必要があります。代表的な取付方法として、次の3種類がありますが、③の方法はあまりお薦めできません。できるだけ①または②の方法をご採用ください。取付方法留意点ステム直径取付穴はめあい公差注意点(単位:mm)0〜+0.0083-68A面ø9.5+0.005〜+0.020+0.006〜+0.024取付穴に対するA面の直角度に注意する必要があります。直角度0.16/6.5以内であれば、支障なく固定できます。ø10ø12G7G7ø18ø9.5ø10G7+0.005〜+0.020取付穴内壁に発生するバ■に注意してください。ø12ø18ø9.5G7H5+0.006〜+0.024■リ(スリ割り加工部)0〜+0.006止めねじの大きさはM3×0.5、M4×0.7程度が適当です。ステム部のサラモミ加工は90°×0.5以内にし、加工によるステムの変形が発生しないよう、十分注意してください。ø10ø12ø18H5精密測定機器の豆知識①締付ナット方式②スリ割締付方式③ねじ止め方式
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