センサ・装置組込ユニット総合カタログ
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■ 定圧装置●測定器として使用する場合には、定圧装置付きをお薦めします。● ストッパとして使用する場合や、省スペースを優先する場合には「定圧装置■ クランプ● マイクロメータヘッドをストッパとして使用する場合には、クランプ付きを使用されたほうが、緩みによるトラブルを防げます。また、クランプ操作によるスピンドルの位置変化を防ぐ構造になっていますので、安心してご使用できます。■ 測定範囲● 予想される測定範囲に対して、余裕をもって測定範囲を選んでください。■ 読み取り● 測定器として使用する場合や移動量を指定されている場合には、目盛仕様10909010208025208020252005500505004545● 予想される測定範囲が2mm〜3mmと小さい場合でも、取付スペースに十分● 50mmを超える長測定範囲が必要な場合には、ゲージブロックを併用する● このカタログでは、シンブルの可動範囲(ストロークエンド)を破線で示しています。ストロークエンドの場合、シンブル側がその線の位置まで移動することを、治具設計時に考慮してください。● 外側マイクロメータと同じ目盛仕様が「正目盛」で標準タイプです。これ● 逆に、スピンドルを押し出す方向で増数になるのが「逆目盛」仕様です。● 正逆両方向での読み取りが楽にできるのが「正逆目盛」仕様で、数字の色● 測定値を直接読み取ることのできるカウンタ付きやデジタル表示タイプもあります。読み誤りがないことはもちろん、デジタル表示タイプでは測定データの外部出力により、測定値の記録や統計演算ができます。なし」の使用もご検討ください。標準形では、5mm〜50mmまで6段階を準備しています。余裕がある場合には、25mm機種を選ぶほうが経済的です。ことで解決できます(図-D)。■ 極微動●マニピュレータなど、極微動を必要とする場合には、専用品が用意されています。■ シンブル外径● シンブルの直径は、操作性と位置決めの“細かさ”に大きく影響します。小径のシンブルは素早い位置決めができ、大径のシンブルでは細かい位置決めと読み取りができます。また、大径のシンブルにスピーダを取り付け操作性を向上させている機種もあります。に注意する必要があります。は、スピンドルが引き方向で目盛値が増加をします。を各々黒・赤で表示し、読み取りが楽になってきます。定圧装置付き正目盛逆目盛定圧装置なし(ラチェットなし)正逆目盛3-67図-Dゲージブロックヘッドの測定範囲得られる測定範囲

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