ミツトヨ精密測定機器・総合カタログNo.13-51版
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仕様、価格、デザイン(外観)ならびにサービス内容などは、(予告なしに変更することがあります。あらかじめご了承ください。)MM-15振動計測機器編■振動ピックアップの選定ポイント■振動関連用語の説明振動ピックアップ・振動計測機器について、重要なパラメータを以下に解説します。①振動数(Frequency)  単位:Hz(ヘルツ)  記号:f振動体が1秒間に繰り返し運動する回数をいいます。また逆数を周期(T)といいます。T=1/f(秒) なお振動数は、周波数と表される場合もあります。回転体の振動を扱う場合、回転数(rpm:1分間に廻る回数、revolution per minutes)と振動数の関係は、次の通りです。(rpmは、非SI単位。SI単位:min-1)     例】 1200 rpm ÷ 60秒 = 20 Hz       1200回転は、20 Hzです。②変位(Displacement) 単位:m、mm、µm  記号:D, d振動体が基準位置(主として静止時の位置)に対して動いた距離をいいます。 d=D sinωt 単に振幅という場合はDを指します。しかし、従来からの習慣で2Dを用いて両振幅とする場合が多いです。     片振幅 D 0-P(zero to peak)     両振幅 2D P-P(peak to peak)③速度(Velocity) 単位:m/s、cm/s、mm/s  記号:V, v振動体が繰り返し動く速さで、変位が単位時間に変化する割合をいいます。カタログ表記例)0.001~19.99 cm/s o-p  V = d Dsinωt  dt●速度測定のメリット 設備診断に多く用いられるパラメータで、構造物の疲労破壊と密接に関連しています。ISO規格では、振動の激しさ(シビアリティ)を規定するパラメータとして取り扱われています。④加速度(Acceleration) 単位:m/s2、cm/s2、mm/s2 記号:A,a速度が単位時間に変化する割合をいいます。カタログ表記例)0.01~199.9 cm/s2 o-p  a = dv = d2 Dsinωt  dt dt2●加速度測定のメリット 動的破壊を取り扱うパラメータとして有効とされており、特に高速で回転している回転体の破壊や故障に対する取り組みとして広く利用されています。カタログ表記例) 0.001~19.99 mm p-pDANGER低                 振動数                 高サーボ型加速度ピックアップDC振動数 Hz1000010001001010.1非接触型変位ピックアップ動電型速度ピックアップ圧電型加速度ピックアップ振動ピックアップ高                   加速度                    低加速度ピックアップの応用例 _身近なものから宇宙まで_原子力発電の耐震検査スポーツ用品の開発・検査(ラケット・ヘルメット)建築物の制振、免振、検査、診断地質調査地震計、地震観測輸送関係の振動モニタ公害振動の計測(鉄道、道路、土木工事、工場)機器の保護、インターロック(ハードディスクのヘッド保護)超精密加工(半導体の露光ライン)発電設備の監視、保守(発電所~送電~変電)船舶(動力)航空・宇宙(エンジンなどの機械振動の計測)車両の安全、信頼性向上(エアバッグ、トラクションコントロール)安全・公害(手持ち工具の振動検査)車両の走行実験(エンジン、走行性能、乗り心地、積載物への影響)設備診断(プラント配管の漏液、回転機械の異常)T=1/f(秒)2DDt 外観・仕様・価格などは商品改良のために、(一部変更することがありますのでご了承ください。)

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