ミツトヨ精密測定機器・総合カタログNo.13-51版
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J-5J投影機編■正立正像と倒立逆像正立正像とは、スクリーン上の投影像が載物台上の測定物と、上下・左右の向きおよび移動方向がすべて一致する像のことをいいます。また、下図のように上下・左右の向きおよび移動方向が逆の場合を倒立逆像といいます。■倍率精度ある呼び倍率をもつ投影レンズにて、基準となる寸法(基準スケールの使用長さ)をスクリーンに拡大投影させたとき、その投影像の実測値と基準となる寸法との比率のことをいい、下記の式で算出できます。(測定精度とは違います)■照明方法●透過照明…測定物を透過光で観察する照明方法で、特に輪郭部を拡大投影・測定する場合に使用します。●垂直反射照明…測定物の表面に垂直光を当てる照明方法で、表面形状の観察・測定する場合に使用されます。 (ハーフミラーもしくはハーフミラー内蔵式投影レンズを併用)●斜め反射照明…測定物の表面に斜めから光を当てる照明方法で、像のコントラストが強調され立体的かつシャープに観察できます。ただし、寸法測定する際誤差が生じやすくなりますので注意が必要です。 (斜め反射鏡併用、PJ-H30シリーズは本体標準)■テレセントリック光学系像側焦点位置に絞りを設けることにより主光線は光軸と平行になるという原理を用いた光学系で、光軸方向にピントをずらしても像がボケるだけで像中心の大きさが変わらないことが特長です。測定投影機・測定顕微鏡では、絞りを置く代わりにコンデンサレンズの焦点位置にランプのフィラメントを置いて、平行光線で照明して同様の効果をもたせています。(下図参照)■作動距離焦点を合わせたとき、投影レンズ先端から測定物上面までの距離(空間)のことをいいます。本カタログでは符号のLが相当します。■視差読み取りに際し、視線の方向によって生ずる誤差のことをいいます。■視野直径スクリーン上に映し出される測定物の大きさの直径・範囲のことをいいます。ΔM:倍率精度 L:スクリーン上での基準物の像の実測点 I :基準の寸法(標準スケールの使用長さ)M:投影レンズの倍率呼び倍率:投影レンズに表示された倍率(公称倍率ともいいます。)光源(ランプ)コンデンサレンズ物体面測定ワーク投影レンズ投影スクリーン面像側焦点位置主光線透過照明の場合光軸L :作動距離投影レンズ載物台測定物(例題)ø500 mmのスクリーン径で、投影レンズ5×を使用した場合   ø100 mmの範囲が投影スクリーンいっぱいに映し出されます。(例) 500(ø mm) = 100(ø mm)  5(×) 視野直径(ø mm) = 投影機のスクリーン径(ø mm)          使用する投影レンズの倍率FFFFF正立正像タイプの場合倒立像タイプの場合X軸の動きY軸の動き測定物スクリーン載物台上面ΔM(%)= L-IM ×100   IM

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