ミツトヨ精密測定機器・総合カタログNo.13-51版
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D-56DD-56D01020304050607080900.01mmmmmm8070604030201050900817282122.11スクライバ基準面A01020304050607080900.01mmmmmm0807060403020105090182755125.11スクライバ基準面B 零点合せをした基準面Aから上方寸法を読み取りたい場合●標準ハイトゲージ●直読ハイトゲージ■読み取り方法本尺目盛の読み 79 mmバーニヤ目盛の読み 0.36 mm標準ハイトゲージの読み取り 79.36 mm最小読み取り値  0.02 mm零点合せをした基準面Bから下方寸法を読み取りたい場合カウンタの読み 122 mm目盛板の読み 0.11 mm直読ハイトゲージ 122.11 mmの読み取りカウンタの読み 125 mm目盛板の読み 0.11 mm直読ハイトゲージ 125.11 mmの読み取り79101101234567本尺目盛バーニヤ目盛7910110123456■一般的なハイトゲージ使用上の注意1. ハイトゲージの誤差要因ハイトゲージの誤差要因は、ノギスと同様に視差、アッベの原理に反する測定器であるため、測定力のかけ過ぎによる誤差、測定物との温度差による熱膨張による誤差などがあります。その他にもハイトゲージの構造から生じる誤差要因があり、特に下記に示します基準端面の曲がりとスクライバの取り付けに関しては構造と誤差要因を十分に理解してご利用いただくことが必要です。2. 基準端面(柱)の曲がりとスクライバの取り付けハイトゲージのスライダもノギス同様に案内の基準となる端面の曲がりがあると図に示すように測定誤差の原因となります。この誤差はアッベの原理に合致しない誤差と同じ計算式で表せます。ここで、スクライバ(てこ式ダイヤルゲージ)の取り付けにより、基準端面の曲がりによる誤差の影響が大きくなりますので、取扱の注意が必要となります。上記の計算式に示しますh寸法が大きくなる。すなわち、スクライバなどを本体から前に出しすぎて取り付ける。また、標準付属されていない長いスクライバやテコ式ダイヤルゲージを使用する際は、この誤差要因が大きくなりますので注意が必要です。■ハイトゲージ使用上の注意1. スライダの案内となる本尺枠(柱)の基準面はいつも清掃を保ってください。ゴミなどがたまりますと摺動が重くなり誤差の要因となります。2.ケガキを行う際は、スライダが動かないように、スライダの止めねじをしっかりと締めて使用する必要があります。 (スライダの止めねじを締め付けた時、スクライバ先端が動くことがありますので、てこ式ダイヤルゲージなどで確認しておくことが重要です。)3.スクライバ測定面とベース底面の平行度は0.01 mm以下です。 測定の前にスクライバやてこ式ダイヤルゲージを取り付ける場合は取付面のゴミやカエリに注意をし、測定中にはスクライバなどが動かないようにしっかりと固定する必要があります。4.本尺目盛を移動できるハイトゲージでは、移動装置で本尺を移動し、零点を確認したら、固定用のナットをしっかりと締めてください。5.視差による誤差は無視できませんので、読み取る時には目の位置に十分注意し、常に正面から目盛りを見るようにしなければなりません。6.使用後の取り扱い水分(油)を良く拭きとって防錆油を薄く塗布(防錆油を良く乾かしてください)した後、保管してください。7.保管上の注意●保管する場合は、直射日光の当たる場所や高温、低温、多湿な場所は避けて保管してください。●デジタルハイトゲージを3ケ月以上使用しない場合は、電池を取り外して保管してください。●保護カバーが付属しているものは、柱のゴミ付着を防止するため、カバーをかけて保管してください。例)スクライバの取付位置寸法 h=100 mmの場合と h=150 mmの場合では 誤差の影響が1.5倍大きくなります。4. 本尺(柱)の倒れによる誤差JIS規格ではベース基準面(底面)に対する柱の基準端面の直角度がと規定されていますが、例えばL=600 mmでは、0.61 mmとあまり厳しい数値ではありません。これは、柱の曲がりのようにスライダの傾きが変化することがなく、誤差要因の影響が小さいためです。5.測定と温度の関係ハイトゲージは、複数の材料により構成されており、測定物の材質や室温、測定物の温度によっては、測定精度に影響しますので、ご注意ください。6.ハイトゲージのスクライバ先端部分は鋭利に尖っています。 身体を傷つけないよう、取り扱いには十分気をつけてください。7.デジタルハイトゲージのスケールを傷つけたり、電気ペンで番号などを記入することは避けてください。8.ハイトゲージを落としたり、ぶつけたりしないように取り扱いにご注意ください。3. ベースの浮き上りハイトゲージのスライダは、駆動ハンドルや送り車により移動できますが、測定物にスクライバを当てた後も過度にスライダを移動(測定力をかける)しますとベース底面が定盤から浮き上り測定誤差を生じます。精度の良い測定を行うためには、測定物にスクライバを当てる際は、できるだけスライダをゆっくり移動し、接触の瞬間に移動を止める必要があります。また、測定の前に、ベース底面にゴミやカエリ(キズなどの突起)がないことを確認してから使用することが必要です。f=hθ=h aℓ0.01+ 1000L( )mm Lは測定長(単位:mm)θlℓfhahℓhθlℓfhahℓh

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