ミツトヨ精密測定機器・総合カタログNo.13-51版
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C-50CC-50エアリー点は、2点支持において両測定面が最も平行になるような支持点をいいます。ベッセル点は、2点支持において全長の誤差が最小になる支持点をいいます。■エアリー点、ベッセル点基準棒や、棒形内側マイクロメータを水平に支持する場合、自重によってたわみが生じます。■寸法偏差(棒形内側マイクロメータ)図-1のように穴の軸方向に傾く場合の偏差を算出すると下図のようなグラフ値になります。図-2のような軸穴に対して左右に傾く場合の偏差は、下図のグラフ値とほぼ同じで、マイナス値として表われます。 ℓ: パイプ内径 L: 傾いた時の長さ X: 傾いた量 △ℓ: 傾いたために生じた誤差 △ℓ: L-ℓ =√ℓ2+X2-ℓ ℓ: パイプ内径 L: 傾いた時の長さ X: 傾いた量 △ℓ: 傾いたために生じた誤差 △ℓ: L-ℓ =√ℓ2-X2-ℓ図-1XXLLℓℓ123456789100.100.090.080.070.060.050.040.030.020.01誤差(mm)傾いた量(mm)ℓ=200 mmℓ=500 mmℓ=1000 mm■シリンダゲージの基点合わせ●セットリング、円筒マスターゲージによる基点合わせ 基準器となるセットリングまたは円筒マスターゲージにシリンダゲージを差し込み、シリンダゲージを揺動させて測定子が最も押し込まれた点をゼロまたはプリセット値に合わせます。(指示器がダイヤルゲージの場合は目盛板を回転させます。デジマチックインジケータの場合はプリセットまたはゼロセットにします)●外側マイクロメータによる基点合わせ(1)ゲージブロックを使用する場合 マイクロメータに基準となる寸法のゲージブロックを挟みます。マイクロメータをクランプしてからゲージブロックを抜き取ります。マイクロメータの測定面の間にシリンダゲージを差し込んで揺動させ、測定子が最も押し込まれた点をゼロまたはプリセット値に合わせます。(2)ゲージブロックを使用しない場合 下図のようにマイクロメータのヘッド側(スピンドル側)を下向きにして縦姿勢で固定し、測定面間を基準となる寸法に調整します。このとき、マイクロメータはクランプしないでください。マイクロメータの測定面の間にシリンダゲージを差し込んで揺動させ、測定子が最も押し込まれた点をゼロまたはプリセット値に合わせます。 マイクロメータではガイドによる求心作用が得られないため熟練が必要です。ゲージブロック、ハイトマスタ、シリンダゲージゼロチェッカでも外側マイクロメータと同様の方法で基点合わせが可能です。04535405109876シンブル外筒■読み取り方法スリーブの読み 35 mmシンブルの読み 0.015 mmホールテストの読み取り 35.015 mm目量      0.005mmC■測定位置による測定値の変化ホールテストの場合、商品の機構上、測定子全面で測定する場合と測定子の先端のみで測定する場合とで測定値が異なります。測定の際には同じ条件で基点合わせを行ってください。■棒形内側マイクロメータの温度変化による測定誤差測定器は温度変化により、測定に誤差が生じます。内側マイクロメータを直接手に持って測定する場合は、手袋等を用いて防熱カバー部を持って体温による変化を防ぐことが必要です。測定子先端で測定する場合は、 測定子先端で基点合わせを行ってください。45051DIV. 0.005mm454測定物基点合せ45051DIV. 0.005mm4549401DIV. 0.005mm50459401DIV. 0.005mm5045基点合せ測定物エアリー点(a≒0.577ℓ)ベッセル点(a≒0.559ℓ)ℓℓaa0図-2

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