2004.10.28
片手操作の容易なマイクロメータ“ラチェットシンブルマイクロメータ”を発売

ラチェットシンブルマイクロメータ
ラチェットシンブルマイクロメータ

 株式会社ミツトヨ(本社:川崎市高津区、代表取締役社長:手塚和作)は、片手での操作に不慣れな方でも、測定結果にばらつきのない安定した測定が可能な新機構の定圧装置を搭載したマイクロメータ“ラチェットシンブルマイクロメータ”を開発し、10月より発売しました。また、来る11月1日より東京ビッグサイトにて開催される「第22回日本国際工作機械見本市JIMTOF2004」(ミツトヨブース:西3ホール4階 小間No.W3022)に本製品を出品します。

 マイクロメータを利用した測定において、マイクロメータ本体をスタンド等に固定した状態でワークの測定を行う事が一番理想的な方法ですが、そのような測定方法は測定室ならともかく、実際の加工現場やラインサイドでの実践は難しく、もっぱら片方の手でワークを保持し、もう片方の手でマイクロメータを操作しながら測定するという方法が一般的となっております。しかしながら、通常のマイクロメータでは片手で操作を行うとシンブル部に定圧装置がない為、ラチェットストップを使用した測定に比べ熟練を要し、測定結果の最大誤差やばらつきが大きくなる傾向にあります。
 そこで、この問題を解決する為、マイクロメータの国産化を初めて成功させたミツトヨが創業70周年を迎えたこの年、新機構の定圧装置「ラチェットシンブル」を開発しました。この定圧装置「ラチェットシンブル」は、片手での操作に不慣れな方でもシンブル部のラチェット機構と、本体に内蔵したラチェット機構の測定軸方向への加振作用により、測定結果にばらつきのない安定した測定が可能となっております。また、スピーダ部もラチェット操作が可能ですので、従来のマイクロメータのラチェットストップと同様な感覚で操作することもできます。
 今回、発売しました“ラチェットシンブルマイクロメータ”は、片手での操作が最も多いと考えられる0〜25mmの測定範囲の物です。防熱カバーやクランプも形状が新しくなり、さらに操作性が向上しました。“ラチェットシンブルマイクロメータ”は、正にお客様の現場のニーズにお応えした次世代のマイクロメータです。

[価格と販売見込]
標準価格:目量0.01mmタイプ 7,580円  目量0.001mmタイプ 8,820円
初年度販売台数見込:6,000台

[主な特長]

片手での操作でも安定した測定ができる新定圧装置を搭載
ラチェット機構による測定軸方向への加振で、安定した測定を実現。
また、シンブル部、スピーダ部のどちらでもラチェット操作が可能。

防熱カバーは指掛け部までフルカバー
片手での操作でも熱がフレームに伝わりにくいフルカバータイプの防熱カバーを採用。

全シリーズに『検査成績書付』※
専用の測定機を使用した検査により、「測定の不確かさ」を限りなく縮小。
 ※標準添付の『検査成績書』は『校正証明書』取得用にはご利用できません。

[主な仕様]
測定範囲

0〜25mm
目量

0.01mmタイプ、0.001mmタイプの2機種
器差

±2μm
平面度

0.6μm
平行度

2μm
測定力

5〜10N
● フレームは塗装、防熱カバー付き
● 測定面は超硬合金チップ付

[お客様からの問合せ先]
株式会社ミツトヨ 営業推進グループ
スモールツール担当 電話(044)813-5410 ファクス(044)813-5433


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