会社案内パンフレット
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17ミツトヨのこころ精密測定で社会に貢献する創業者の沼田惠範は、1897年、広島県のお寺で生まれました。戦争の時代の中で、「共存共栄」の仏教を弘め、世界平和を実現したいとの思いを抱いた若き日の惠範は、自らの信念に従ってアメリカに渡り、苦学を続けながら、東洋文化を紹介する出版活動を始めました。しかし、やがて手掛けていた文化雑誌は廃刊となり、「良い活動も資金がないと続けられない」ということを痛感します。そんな惠範が、帰国後、世界平和への貢献という思いを捨てられず、資金を得るために起業を決意した―それがミツトヨの始まりです。「精密測定で社会に貢献する」という経営理念には、ミツトヨの事業の目的は、目先の利益を追うことではなく、社会の発展に貢献することである、という明確な意思が込められています。そのため、ミツトヨの企業活動は、精密測定機器のメーカーという枠にとどまることなく、理念に基づく様々な社会的活動を展開しています。

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